昭和乙女の思い出日記

昭和時代に乙女だった管理人のお気楽初めてブログです









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タグ:認知症

母の認知症介護で、せわしない日々が続いていましたので、この四月にいくつか介護施設を見学して申込みをしておきました。

その理由


というのも、この春から急に症状が進んできまして、最近はトイレが不安な状態になりつつあるからです。
そろそろおむつ?と感じながらも、時期が素人には皆目見当がつかないのよね。

と同時に、いつまで自宅介護ができるか見通しがつかなくなったので、施設介護も手順を整える必要があったのです。

とはいえ、このご時世ですから人気のホームは空き待ちの人数が20人~という激戦区。

排泄がうまくいかなくなるのと、ホームが決まるのと、どちらが早い?と思っていた矢先になんと!

 

先日、申し込んでおいた老人ホームから空きがあったという連絡がありました。

それも倍率が一番高かったところなので、ちょっとびっくり。。

これを逃すと入居可能な施設にいつ、巡り合うかわかりませんし、もし見送っても2~3か月後には下の世話で自宅介護崩壊が目に見えているので、入居契約を結ぶことにしました。

入居は今月中とのことなので、ホントにあっという間に自宅から介護施設に行くことになります。

今になって思うこと


いつまで意味不明の認知症発作と付き合っていかなきゃならないかなぁ?と思っていたところに急にそれが無くなるのはほっとするのはもちろんですが、なんとなく寂しさを感じるのもまた真実。

今になると、妙に頑固で意固地になった母と怒鳴りあったり、すぐ病気を言い立てる母に毎日のように通院した日々、薬を勝手に飲みすぎて意識不明になった事件・・・など無数の思い出が頭に浮かんでは消えていきます。

嫌なことだけではなくて、私が仕事について愚痴っても、母がボケながら適当に言ってることに妙に安心したことも。。
今思うと多分、母には私の愚痴の意味などわかっていなかったはずです
それでも愚痴を吐き出したことでなんとなくすっきりしてたワタシ。

それっていうなれば、アップルさんのシリ(AI)に愚痴ってるのとほとんど同じだったりして。

つまり、ホントの理解してくれる母は3年前にすでにいなかったのかも?

ってことに改めて気が付いたのでした。

まとめ


母の入居準備を進めながら、やっぱりさびしくなるよなぁ・・・と思う私がいます。

認知症の高齢者対応は非常に大変です。
でもその大変さが消えるとき、大変だった分だけ、寂しさもあるのですね。

認知症の介護はいつか、終わる。それもある日突然に。

もし、今、認知症の介護でうつうつとしている人の気休めにしてもらえれば本望です。

 

 

 

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