いきなり変なタイトルですが、これは今年7月14日付 アメリカのウォールストリート・ジャーナルのタイトルです。


Pretzel-Head・・・この意味は「大変混乱している」という意味。


日本でも、「頭がピーマン」といった言い回しが流行ったことがありましたが、
そんな感じでしょう。


さて、頭が混乱しているのは誰なのか・・・記事を読みますと


アメリカのティーンエージャーは高校や大学を卒業したあと、何をしたらよいかわからず、とても悩んでいるというのです。


教育コストは急騰し、雇用の成長は行き詰る。


大卒でも安定した仕事が約束されているわけでもない。


そしてアップルのスティーブ・ジョブスのように大学中退して成功する人々がマスコミに取り上げられる・・・


若者の間で、教育の価値が打撃を受けており、それが頭が混乱する原因というわけです。


なんだ、アメリカの若者も日本と同じ状況なんですね!って安心してる場合じゃないですね。


これについて、ニューヨークのブルームバーグ市長は


「若い人は大学の代わりに配管工になることを考たほうがいい。」という意見を述べているそうです。

大学進学はすべての人間に適した選択ではない、と

 

配管工も数年腕を磨き、お金を貯めて人を雇い、配管工事業を立ち上げる。

そんな起業家精神こそがアメリカ魂だろ!という一種のエールですね。


大学や高校が価値があったのは、就職に有利であった面は大きかったと思います。


でも、その有利さがだんだん小さくなってきているのです。

教育に投資しても、就職に有利でないならその投資分を専門技術の習得とか、起業資金とかに使ったほうがよい場合も出てくるわけです。


昔、大学や高校が少なかった時代は、進学するより自営なり丁稚なり、働く者が圧倒的に多かった。


進学はその時代、みなの憧れであり、夢でした。


時代は進んで現在、大学・高校はアメリカや日本のような先進国では、望めば進学できるほど身近なものになっています。


なのに、今度は進学後の職業は見つかりにくくなるのです


人間の価値観も時代と共に変化していきます。

まるで寄せては返す波のように。


「手に職」が圧倒的時代と「進学」が圧倒的時代とが行き過ぎては戻り繰り返します。


そろそろ、進学から「手に職」の時代への転換点に、
私達はいるのかもしれません。