ドラマに続いてアニメも最終回が続く今日この頃・・・
ついに「多田君は恋をしない」の最終回ですね。

「多田君は恋をしない」あらすじ


このアニメ、ローマの休日さながらのお姫様と寡黙な写真部の多田君の秘かな恋なのですが、そんな派手やかな設定にも関わらず、とっても地味に話が進みます。

そもそも、この二人はお互い恋心はあるのですが、とっても控えめなので告白のチャンスも逃し、お姫様のテレサは帰国、婚約者と18になったら結婚することに。
最後の最後に、多田君は意を決して彼女の王国に向かうのでした。

さて、前回の終わりでテレサに

「生まれながらに婚約者がおり、父の後を継いで女王になるのです」と言われた多田君は好きだと言えずに城を後にします。

彼の後を追ってきた親友に

「ちゃんと自分の気持ちに素直になれ」と言われた多田君ですが、彼女の迷惑になるから・・・と行こうとします。
彼のポケットにはテレサの乳母が入れたお城のパーティの紹介状が。

親友は「じゃ、招待状はいらないんだな?」と川辺につきだすとうっかり落として川流れ・・・

そのとき、思わず必死に招待状を追って川に入る多田君がいたのでした。
彼は招待状を追いながら、自分の気持ちに後悔しないよう行動することを決意します。

さてパーティの日。正装して婚約者と結婚発表する予定のテレサに多田君は話をしたいと申し出ます。

婚約者はテレサの気持ちを知っており、多田君と話し合うよう席を外すのでした。

二人になったとき、多田君ははっきりと自分の恋心、「テレサが好きだ」と告白します。
テレサも涙をこぼし、この恋を絶対忘れないと二人固く誓うのでした。
このときは二人とも、あらがえない運命はそのままに、気持ちが通じ合ったことを胸に生きていこうとしています。

ところが、だいだいすべてをわかっている婚約者のほうが、婚約を解消し、もっと遊びたいなどと心にもないことを言って引き下がってくれるのです。

一方の多田君はそんなことはつゆ知らず、写真部で次期部長として任命され、写真に打ち込んでいます。

彼がやってきたのはテレサとデートしたお城。と、雨が降ってきて雨を避けようとする彼に緑色の傘が。

なんとテレサが傘を差しだしていたのでした。

驚く多田君ですが、「もうそばを離れない」というテレサとしっかり抱き合うのでした。

感想


すっかり悲恋ものと思っていましたし、たまにはしんみりもいいかな・・・と思っていたところの逆転ホームランですね♪

婚約者がいい人だし、そもそもこのアニメに悪い人は出てきません。

友情は熱いし、テレサは純粋可憐だし、寡黙な多田君もやるときはやるし。

終わりよければすべて良し!の素敵な恋の物語でした。