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しばらくぶりに鏡台の引き出し整理をしました。
鏡台の引き出しって、女性にとっては宝を隠す場所のようなものですよね?



私の宝石箱に入ってるのは・・・



私も小さな宝石入れを一番奥にしまっています。
たまには開けて、きれいに磨いてみたりしようかしら?

と言っても、さほど高価な宝石があるわけではありません

若い頃、横浜に出張した際、帰りに寄った百貨店でたまたま2000円で売ってた楕円パールの首飾りとか、母と北海道旅行に行ったとき、新千歳空港の土産物屋で手に入れた木彫り少女のブローチとか。。

パールのネックレスもあるにはあるけど、これもテレビ通販で39000円のクリーム色の本真珠だし、淡水パールのロングネックレスとか・・・

とにかく、いわゆるブランドものは持ってないんですね。

母からもらった金の指輪



あるのは思い出をまとった小さな宝石達ばかり。
そして今日のタイトルの「母の金の指輪」です。

母は認知症が進み、今は特養でのんびり過ごしていますが、まだ正気だった頃に金の指輪とか、金のネックレスを私にくれたのでした

当時はなんだか形見分けみたいで、「縁起でもない・・・」と渋々受け取ったけど、今思うとちゃんと母から受け取っておいて良かったと思います。

母の指輪はサイズ直ししない!



母はずっと太ってましたので、指輪も私の一番太い右手の人差し指でも、緩いくらい。

でも、私は母の指輪のサイズ変更はしないでしょう
だって、母の指の太さがわかるものって、これしか無いのですから。

ゆるゆるなので、私がつけて日常生活すると無くしてしまいそうです。
なので、多分、ネックレスに通して身につけるか、あるいは小さな貴石用の袋に入れておいて、ここぞというときにつける、お守りみたいな使い方ですかね。

思い出を残せる宝石っていいね



母もあまり宝石類には興味が無かったので、数が少ないのですが、残された人にとっては思い出の指輪やネックレスがあるのはわりと大切なことのような気がします。

人は亡くなって消えますが、その人の大事にしていた指輪はずっとそのまま残された人に遠い記憶を呼び覚まし続けるのです。

そう考えると・・・私も何か残せる指輪とか貴金属が欲しくなっちゃいました


年を取るとゴージャスな貴金属が似合うとか言われますが、もしかすると後に思い出と共に残す意味もあるのかもしれません。

素敵な思い出と一緒に宝石を残していきたいと思いませんか?