69f88999.jpg

都知事選
の候補者が出そろい、選挙に向けて演説が始まってきましたね。
私的には東京都民ではないので、特に関係無いことではあるのですが・・・


山本太郎の都知事選出馬にモヤモヤ


でも、ちょっとひっかかることがあるのですね。

それが今日のタイトルの山本太郎氏、れいわの党首さんです。
れいわといえば、庶民の生活を第1にせよ、という庶民の心に訴える演説が有名です。

確かに現在の議員は皆、大企業とか上級国民目線の政策に偏っている気がしますので、中道に戻すには彼のような流れもあっていいと思っていました。

アメリカだって、「アメリカファースト」ってトランプさんが連呼してるし、日本人だってせめて自国の政府には日本人ファーストでやってもらってもいいのではないか?と思いませんか?

ということで、前回の選挙では・・・投票とか寄付はしないまでも、れいわに対してはある程度の期待感を持っていたのは事実です。

なので、今回、党首の山本氏がなぜ国政ではなく、都知事なのか?というモヤモヤがあるのですね。

国民を救いたいなら参院選で当選しておくべき


もちろん、彼の立候補理由も丁寧に説明されていますので、見てみましたが、それでもすっきりとはしません。

そもそも、コロナで困ってる人をなんとかしたい!というなら、前回の参院選で山本氏はとりあえず自分は当選していなくてはならなかったのだと思います

比例順で身障者の候補を二人、上位においたので、本人は落選したわけですが、たぶん、有権者の多くがこのやり方にモヤモヤしたものを感じたのではないでしょうか?

危機に活躍できる議員でないとダメ


もちろん、身障者を国会へ、というのもある意味、大きな転換点にはなりました。
でも、このコロナ禍で、罹患したら命に関わるお二人の議員さんは登庁できません。

議員さんというものは、有事の時にも国会で議論をし、決断し、採決してどんどん政策を決めて国民を守るために行動しなくてはならないもの。

大事なときに、それができない立場の山本氏に幻滅した有権者は多いと思います。

身障者を比例上位にしても構いませんが、せめて一人にして、自分が最低限、当選するのが投票してくれた有権者に対する責任だと思います。

消費税5%って都知事選の話なの?



もし、今、彼が参院議員だったら・・・いろいろ提言したり、議員として行動できたはずですし、それができないからって、都知事になって都民を救う・・・ってのは違うんじゃないでしょうか。

そしていろいろ問題があると取り沙汰されている小池都知事に対して、野党候補乱立では小池都政が続くのを確実にするだけですので、そこも無責任。

そもそも、都知事選で消費税5%なんてぶち上げても、意味無いですよね?

そんなことこそ、国政で頑張って提言すべきです。

そんなことで、れいわにはがっかりした次第ですが、はっきり判断できたというのは一歩前進。

いつか、庶民の願いを託せる日本の未来を変える若き政治家の登場を期待したいと思います。