4108db23.jpg

野球の野村元監督の訃報がニュースで報道されていますね。

突然の虚血性心不全とのことで、奥様の沙知代さんと全く同じようにあっけなくこの世を去ってしまいました、お悔やみ申し上げます。


親世代の訃報は胸に響く


テレビでも新聞やネットでも、彼の味わい深い言葉とか、生き方をまとめていますが、まさに昭和世代の親父さんといった感じの人がまたいなくなるのはなんとも寂しいものです。

年齢から、うちの親とほぼ同世代ですので、できるだけ長生きで元気な姿を見ていたかったのですが。。

亡くなった後に惜しまれるのが偉人


野村監督といえば、現役時代のすごさよりも、監督としていい人材を輩出したことのほうが私達の世代には強いイメージがあります。

その育てられた若者が今、野球界で脂ののりきった時代なわけで、続々とお悔やみの言葉や、感謝の言葉が紙面を賑わせています。

読んでいくと、その人それぞれに深い感銘と思い出があり、思わず涙が出そうになったり。。

亡くなった後にこれだけの人達に惜しまれるのは、まさに人望が厚かったからでしょう

人は亡くなったときに価値がわかる・・・といいますが、こういうことなのでしょうね。

お金を残すのではなく、残った人の心に残る財産こそがその人の価値なのかもしれません。

そう考えると・・・早期リタイアしてすっかり現役時代の仕事から手を引いた私などは、後進のために何かしたわけでもありませんし、死ぬ頃は身内とごく親しい友人以外は誰の心にも残らないでしょうから、大した価値は無いのかもね(^_^;


沙知代夫人の豪快さが彼の救いだった?


そんな人望の厚い野村監督ですが、二年前に亡くなった愛妻沙知代夫人とのおしどりぶりも話題です。

沙知代夫人といえば、サッチーとして一世を風靡したものですが、とにかく濃くて、強気で強面おばちゃん。
世間的には悪妻と呼ばれていましたが、でも野村監督が愛してやまないわけですから、人間の相性的にぴったりだったのですね。

多分、普通の男性では彼女のような強いおばちゃんは手に余すと思うのです。

でも、野村監督は非常に心配性で悲観的に考える男なので、豪快で強いタフな彼女がいることで得られる安心感があったのだと思います。

今生きてる女性なら・・・松居一代さんなら結構相性がいいかも。
携帯5本折られたと野村監督は言ってましたが、松居さんも確か同じようなことしてたはず。

なので、たで食う虫も好き好き、松居一代さんの離婚劇場も船越さんがもっと根暗で悲観的な男だったら、うまくいったかもしれませんね。

話は逸れましたが、愛を貫いて天国でまた二人でのんびりしてください、とつぶやいてみる、ちょっとしんみりした春の午後でした。