春本番♪ですが、気温の寒暖差が大きいので体調を崩す人が多い季節でもあります。
こんな季節は・・・昭和乙女世代も体に堪えるものですが、高齢者には一層キツイはず。
グループホームの母が体調を崩す
グループホームにいる母も、先月の発熱から体調が弱り、もともとあった認知症の症状もあちこち悪化しました。
今までは食事も自分で箸を使って食していましたし、トイレも自力で行っていたのですが・・・一時的にですが、それがうまくできなくなったのです。
食事と排泄ができなくなると・・・
食事も排泄も、自分の体をどう使うかがわからなくなったようで、結局食事は全介護で食べさせてもらうように。
そして気になる排泄は、トイレに行きたいという感覚が無いため、リハビリパンツを使用することになったのですが、トイレに行っても腹圧を介護士さんからかけてもらわないと尿も便も出ないという事態になったのです。
まぁ、認知症ですのでいつかは寝たきり・・・とは知っているけど、自力で食べることと排泄が難しくなるということは生きることに黄色信号が灯ったことと同じですよね?
ともかく高齢者の衰えは一気に来るもので、私達と時間の流れが全く違うというか、老化スピードの速さに驚いた次第です。
そろそろ終末期について考えることに
現在は少しずつ、回復してきて自力で食事するようにはなったそうですが、そろそろ終末期を考える機会となったのでした。
母がお世話になっているグループホームは一応、「看取り介護料金」なる項目があったので、なんとなくですが、認知症が進んでいって他の病気が無ければ、ここで終末を迎えることができる?気がしていたのですが、改めて聞いてみることにしました。
というのも、ネットで見てみると施設によって看取りができない所も結構多いこと、有料老人ホームも同様で、高額の前金を支払ったのに終末期に出るように言われて途方に暮れる・・・なんて話も多々みられますからね。
看取りできるのは特養だった
さて、質問した返事ですが、やはり当施設では実際に終末看取りは難しいということでした。
いざ意識が無くなるなどしたときにもしかして病気によるものだったら病院に連れて行かざるを得ないですし、看取りをするには看護師や医師が24時間体制で来れる環境が必要だそうです。
確かに、ほっといて亡くなったでは警察が入ったりして面倒なことになりそうです。
「では看取りをしてもらう施設はどこでしょう?」と聞くと、「最終的には特養」という答えが返ってきました。
特養って、入所するのが超難関と言われる施設ですよね・・・
聞いてみるとグループホームの入所者の多くは特養の空き待ちだそうで、早めに特養の申し込みエントリーはしておいたほうがいいそうです。
追加で特養の申し込みを検討することに
うちは昨年、母がグループホーム入所のときになじみのデイサービス系列の特養に申し込んだけど、人気の古参老人ホームなので、その後はなしのつぶて・・・
まずはいくつか、特養の申し込みをすることになりました。
まぁ、現状、申し込んでから何年もかかるそうなので気長に待つしかありませんけどね。
でも、全国的に特養に入れない人が大勢いるわけですので、皆、終末期が来るのと特養の空きが出るのとどちらが先か?みたいなヒヤヒヤ感で日々を過ごしているというのも大変だなぁ、と思います。
普通に死ぬのも楽じゃない・・・と思わずつぶやいた、ちょっとお疲れの管理人でした。