3月もあっという間に10日を過ぎました。
もう3分の1、過ぎちゃうなんて時間の経つのは早いものです。
明日は8年目の3.11
って、よく見たら明日は3月11日、東日本大震災から丸8年経つのですね・・・
毎年、「もうそんなに経ったんだ・・・」と実感なき時間の経過に驚くのですが、それにしても8年。
大震災の記憶はいつだって昨日のように思い浮かびますし、8年経つなんて実感できないよね?
それに関東ですので、被災したとはいえ、東北地方よりはずっと被害も小さく、見かけはすっかり元の通りになりました。
なので、今、周りを見渡してもあの当時を思い出させるような風景はありません。
今でも思い浮かぶ被災当日の風景
なのに頭の中には震災の停電で真っ暗な夜とか、翌日の信号もすべて消え、車が一台も通らない国道とか、ぐにゃぐにゃに曲がった線路・・・などがあって、あれはつかの間の悪夢だったのか?と思ってしまうほど落差があります。
でも、確かにあったのです、あの時が。
写真を始めた今となっては、なぜあの朝、ケータイでもいいから写真を撮っておかなかったのか!と悔やまれてなりません。
まぁ、周りの皆もそんな写真撮ってる余裕なんて無かったので、仕方ないですけどね。
断水とガソリン・食糧不足もインパクト強し
あと震災の後、しばらく続いた断水も厳しかったっけ。
ガソリンもほとんど入ってこなかったし、コンビニやスーパーから食品が消えたので、貧窮生活が続いたのも今となっては懐かしい思い出です。
それでも、周りに亡くなった人は出なかったので、貧窮しながらも、ちょっとそれが新鮮に思えることもありました。
感謝の気持ちや謙虚な気持ちはあったよね
まるで終戦後みたいな、妙な平等感とでもいいましょうか^^;
ああいった大災害中は、人はあまり周りを妬むとか、文句を言うことは無くなるのです。
何と言っても、命があるだけで感謝の気持ちになれますし、とりあえずの食糧があれば、それなりに有難い。
また、こういうときにボランティアに活動する有名人もいたりして、「お金持ちでもいい人って多いよね」と見直したり・・・なんとなく世の中が善意に輝くという面も忘れてはいけませんよね。
復興がまだ遠い東北の地を思いつつ・・・
そんなことを思いながら、まだ復興が遠い東北の被災地に目をやると・・・もう8年なのか、まだ8年なのか?
あれだけの災害を復興するには時間がまだまだかかるのでしょう。
もうすぐ改元、来年はオリンピックとイベント続きの日本ですが、明日はしみじみと大震災を振り返って、ミニマムな節約生活をする一日にしてみようかな・・・と思う、ちょっと物思いの午後でした。