ちょっと前に気になる記事を見かけました。
それが今日のタイトルの「若いうちに早期リタイアする人」についてです。
早期リタイアする若者が増えている?
記事によると、アメリカなどで最近、「もう働きたくないや」ということで、若いうちに大金を稼いで20代~30代で早期リタイアを実現する人が増加しつつある、らしい。。
その実践者例は・・・
ある女性は中学生の頃から早期リタイアに関する書籍などを読み漁って、早期リタイアを心に決め、節約と勉学に励んでハーバード大学をほぼ無償で卒業し、就職してからは貯蓄と投資に励み、なんと2億5000万円を貯めたところで目標どおり、早期リタイア。
夫がまだ職についてはいるけど、資産2億5000万円から毎年750万円の収入があるので、子供と3人、今後はストレスのある仕事無しで楽しい人生を送っているそうです。
年間支出の25年分の試算が目安?
同じく、早期リタイアした若者は早期リタイアに必要な貯蓄額は年間支出の25年分と計算して、それが達成した暁に退職。
そのリタイア体験などをブログで発信したらそのブログから年間4500万円も副収入が出てしまったけど、とりあえず辛い仕事からは解放されて満足しているとのこと。
これを読んで、思わず「同感、同感♪」ってつぶやいてしまったワタシ。
若いのによく気が付いたよね!労働の搾取に
さすがに私の世代では20代で早期リタイアっていうのは概念がありませんでしたし、私自身は定年一足前早期リタイアってところなので、記事の先人達には遠く及びませんが、それでも思うところは同じです。
むしろ、若いのによく、ここまでわかってるな、と感心しました。
社会は真面目な人に仕事を回す不公平な現実
社会に出て、働くとだんだんわかってくるのが、働くことの不条理さとストレス云々。。
実際の職場ってすごく不公平です。
仕事っていうのは、こなせる人にどんどん回ってくるのもので、その陰でやらないで要領よく仕事しないで、楽な部署に回っていくヤツがいます。
それでいて、よほど部長クラスにでもならない限り、給料はさほど変わりません。
また、非正規の人なら、正社員との待遇の差の大きさにうんざりすることと思います。
結局、社会は真面目で頑張る優秀な人間から搾取するようになっているのですよん。
できるだけ若いうちに資産を作ってリタイアが正解
なので、長年仕事してくると・・・もううんざり!ということで早期リタイアを選択していくわけですが、記事のように子供の頃からそれを見越して生活設計を立てているのがすごいです。
要は、できるだけ若いうちに十分な資産を作って早期リタイア、これが自分の労働を搾取されない賢い生き方なのです。
グローバル化の未来ならなおさらです
グローバル化が進むこれからは、さらに労働者にとって厳しい時代になっていくことでしょう。
ボロボロになるまでこき使われて、楽しい思いもすること無く死んでいく・・・そんな未来を蹴飛ばすように、どんどん早期リタイアする若者が続けば、世の中は変わってくるかもしれませんね。
一気に働いて、50年くらい遊びの人生・・皆さんはどう思いますか?