
東京に桜のニュースが流れ、春めいてきた今日この頃・・・
進む母の認知症
ですが、最近母の認知症症状が思わしくありませんので、もの思う今日この頃。
季節の変わり目は症状も良くないというのはわかっているのですが。
認知症の診断がおりて早5年経ちました。
認知症は完治するものではなく、進行を遅らせることができるというのが現状、やっとのところ。
3年前から現在までの経過
振り返ると3年前はまだずっとマシだったよね。
本人は「すっかり記憶が無くなったときがある」ってかなり落ち込んでいましたが、自覚症状があるだけマシだと、今では言えます。
何にもわからない中から、ともかく市役所の高齢福祉課に行き、介護保険認定を受ける手続きをし、病院の検査もあちこち行きました。
ケアマネさんからとりあえずデイサービス利用を勧められ、週2日で始めたはいいけど、
デイサービスも人間関係が問題で、合う合わないといろいろ変更するなど、落ち着くまでも大変でした。
おかげで認知症の進行もかなり遅くすることはできたと思うのですが、
最近はさっき食べた食事を忘れて食事を繰り返したり、
知らないおねえさんが部屋にいる・・・と話したり。
気分変調も頻繁に生じるようになって、同居して暮らすのがだんだん困難に感じるようになってきたのです。
老人介護施設を検討始めました
うちが昔のように大家族だったら、少しは負担が緩和されるのでしょうね。
でも核家族化の現代、認知症の親との暮らしはある程度のところで限界があると言わざるを得ません。
四六時中、おかしな言動をし、夜中にご飯づくりするなどホントに疲れました。
できるだけ小康状態に抑えながら共同生活を続けることができれば、とは思っていたのですが、それもそろそろ限界に来たようです。
ということで、老人介護施設について検討を始めました。
でもこれって、選定するのがすごく大変ですよね?
介護施設にもいろんな種類があるし、認知症受け入れも様々。
とりあえず、ケアマネさんの持っているいくつかのパンフに加え、ネット検索で近隣のグループホームなどに資料請求をするところから始めないと。
とにかくゆっくりでも進めよう
施設見学はそれから後の話です。
そして施設に申し込んでも、すぐ入れるわけではありませんので、とにかく焦らず手順を踏んで進めていくしかありません。
なんだか疲れるけど、少しずつやっていこうと思った、春の夕暮でした。