今年は例年になく、寒波&雪の多い冬。


今朝のニュースでも、山陰・北陸の豪雪について報道していた音声を耳にしながら朝食でした。



なんでも、17年ぶりの大雪とかで、交通網も混乱、私立高校の入試も延期・・・と関東では考えられないような事態になっているみたい。




なかでも、道路閉鎖に伴って、コンビニやスーパーでも食料品やおにぎりなどが不足しているとのこと。


このニュースでフラッシュバックしてきたのが、東日本大震災のときの状況でした。



私の住む県も被災しましたし、実際、水道も3週間ほど来なくて、人生で最大の被災地経験をしたのです。



水とともに堪えたのがガソリン&食料品の圧倒的不足



道路が寸断されてしまったので、ガソリンを運ぶタンクローリーや、食料品を運送するトラックが入って来れないのです。



近くのコンビニもあっという間に陳列棚は空になり、スーパーも「一人につき1個」などという限定で少量の水とかパンを入手するのがやっと。



それも1時間以上、長蛇の列に並ばなくてはなりませんでした。



4、5日すると勇気あるトラック運転手が高速ではない道路をうまくかいくぐって姿を見せ始めて、地元にとって大きな勇気を与えてくれました。



それからは、車の前を大型トラックがまったり走ってて、車に排ガスをかけられても!


決して文句は言わなくなった私達なのです。


目の前から食料品が消えて初めて、運送してくれるトラックがあってこそ、私達の生活が成り立っているとしみじみ実感したのでした。



今回は山陰・北陸の大雪、さすがに1週間も雪が降り続くとは思いませんが、雪が止んでもその雪をかいて道を通れるようにするのにも時間がかかります。



再び交通網が整って、待望のトラックが食料品を運んでくれるまで、どのくらいの時間がかかるのかな?


遠くから、はやく落ち着くように祈るしかできませんが



それでもがんばってほしい・・・


と思わずエールを贈ってみる管理人でした。