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今朝、いつものように新聞に目を通していると、生物学者のコラム?みたいな記事がありました。


ちょっと面白かったので、シェアいたしましょう。



この記事で、著者は


「人間は体内細菌も含めての共生体として存在する」ことが最近、わかってきたと書いています。

なんでも、海外の研究でも、人間の腸内細菌叢は想像以上に人間の生命に関与しているというのです。


そして現代、問題になっているアレルギーや、うつなどの病気が消毒や抗生物質による体内細菌の減少に由来する可能性があるんだとか。



そういえば、ちょっと昔、アレルギーは回虫がいなくなったせいだと論じていた学者さんもいましたっけ。



回虫というより、回虫もいなくなるほどの清潔が細菌を減らし、それが様々な不調につながっていたとしたら・・・



ふと、以前、抗生物質による腸炎でひどい目にあったことを思い出しました。



原因は風邪で町医者から処方された抗生物質だと思っています。



5日間、飲み続けたらいきなり水状の下痢が始まってしまったのです。



あわてて大きな総合病院に行って入院、さらに抗生物質点滴が事態を悪化させました。



あれこそ、腸内細菌叢を滅亡させた故の半死半生と言えましょう。


おもえば、今は厚生省から


「風邪では抗生物質を投与しないこと」と医師におふれが出ているのですから


病院でやることだって、将来、間違ってたとならない保証はありません。



そして今は腸内細菌叢を大事にしよう・・・ですから。


腸炎時の私の腸内細菌叢に心の中で謝った次第です(笑)。



それにしても、うつが細菌叢と関係するなんて、人体の奥深さを感じますよね。



これからこの分野は一層、研究が進むことでしょうし、うつが腸内細菌叢で撲滅とか、性格を明るく変えるとか、面白い未来が開けるかもしれません。



そしてその時は・・・きっと、細菌叢と共生し、細菌の力を最大限引き出すことで私達の健康増進も一層進んだ、健康的長寿社会になってるかも。



そう思うと、ちょっと未来が楽しく感じたのでした。