今朝の新聞の書籍広告に大きく出ていたのが「薬に頼らず血圧を下げる方法」


薬剤師の加藤雅俊氏著作の本です。

薬を飲まないで血圧が下がったら・・・


先日から血圧の自宅測定をしているので、どうしても血圧が下がる方法・・・という言葉に敏感になってしまうワタシ。


世の中には、血圧やコレステロールを気にする人が大勢いますから、薬を飲まないで済む方法という書籍が氾濫する道理です。




書籍販売の罠と知りつつも、

少しは体にいいことなら読んでみようか?ということで、早速読んでみました。

本の内容


内容としては、血圧降下に有効なツボ押しと、体のストレッチを推奨しております。


ツボはいろいろあるのですが、簡単なところでは喉、手の親指と人差し指の間、腕の真ん中あたりの3つ。



5秒、息を吐きながら押して、5秒、息を吸いながら放すのを5回繰り返すメソッドで、これなら誰でもできそうな感じですね。



有効だったという患者のレビューもいくつか載っています。

個人的感想


ただ、こういったツボ押しみたいなものって、
確実性はどうなんでしょうかね・・・


いわゆる、医療的エビデンスというか、理論づけには乏しいような気がします。



気休めにやってみよう・・・くらいの気持ちでやってみるのが間違いないかもしれません。


だって、これで効果が無くても、誰も責任取ってくれるわけでもないですしね。



というのも、以前、コレステロールを下げるのに、糖質制限関連の本を読んで2年実践した結果、コレステロールの数値が悪くなった経験がありますので、


やはり本気で治療するなら病院へ行くべきじゃないかなと思うのです。


健康食品も、健康本も、「できれば病院に行きたくない」という人間心理をうまくついています。



でも、効果があまりないことに時間とお金をつぎ込むのも、程度問題ですよね?


本を読んでも、健康は得られない!


つい、健康本に惑わされてしまう自分自身への戒めとして、よく覚えておこうと思います(笑)。