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今日は久々に外出してみました。


買い物に行ったついでに、書店に立ち寄ってみました。



そこで速読したのが、今日のタイトルの「小保方晴子日記」です。



小保方さんといえば、stap細胞発見で、一躍時の人になったあの方ですよね。


その後、論文のコピペ疑惑や、再現実験ができなかったことなど、多くの疑惑が巻き起こって夢のStap細胞は日の目を見なかったわけですが


少し前から
婦人公論で、彼女のあの日以降の日々を連載、書籍化されましたよね。


小保方さんといえば、その頃の心痛で入院生活を経て消息がいまひとつ不明だったのですが、当時の詳細がこの日記でわかるというもの。



以前にこの日記の感想を見たこともあったのですが、



大騒動を巻き起こしておいて、日記はごく普通に生活している日々でいかがなものか?


みたいな批判が多かったようです。



実際のところ、どうなのか、読んでみることにしたのです。



さて、この日記は2015年以降のものなのですが、日記自体はそんなに長く書いてあるものではありません。



神戸の自分の部屋にいられなくなって、


友人に「広いお風呂に入れる所に行きたい」と頼んだことから、友人が用意してくれた宿で過ごした日々などが綴られています。


内容としましては、
不安や落ち込みが続いたり、食欲が無いかと思えば爆食いしてしまったり・・・


明らかに精神的に不安定な様子が感じられます。



海辺の宿で、波の音を聞きながら一晩過ごしたり、ずっと部屋にこもったり、ときには外食したりとそれでも、生活は続いていくのです。



感心したのは、彼女にはなんでも頼みを聞いてくれる良き友人がいること。


時にはワガママとも思えるような頼みも、ちゃんとかなえてくれるのです。



広いお風呂が近くにある、海辺のアパートを入居できるように手配してくれる友人なんて、皆さん、持っておられるでしょうか?



というか、


それに必要な経費というか、お金はどうなってるんだろ?


そして彼女にさりげなく付き添ってくれているようですが、


友人だってお仕事があるでしょうに、どんな友人なんだろう?


個人的には、そちらの疑問のほうが大きくて、いろいろ妄想を巡らした次第です(笑)。



さんざん、ワガママを言ったあげくに、ふと「神戸に戻らなきゃ」と思って、結局そのアパートも引き払うわけですが、つくづく不思議。



ただ、全体的に感じるのは


この日記は、うつ状態とか何か追い詰められた状況の人が読むと、どこか救われるような気がします。


自分の感情やグラグラした気分を隠さずに伝えていますので、心が弱くなってる人には共感を呼ぶと思うのです。



通常の出版物では、困難があったとき、どう解決するか?とか、諦めないで模索するなど、なにかお手本的な記述があるものですが、みんなそんなに強くはありません。



前向きに行動できない人だって、大勢いると思うし、むしろそんな弱った人達にとっては



「あえて動かなくてもいいんだよ・・・」という妙な安心感がもらえると思いませんか?



延々と自分の内面で過去を思い、どうしてこうなってしまったのか自問し、座り込みつづける・・・



いいじゃないですか、それでも十分



弱ってる人にとっては、時間が経過するだけでも偉いことなんです。



いつか、ずっと時間が経てばふと頭を上げて、立ち上がる日が来るのかもしれません。



ということで、小保方さんに寂聴さんが文を書けと助言したそうですが



もしかすると、こういった意味での社会貢献になるということなのかな?


なんにしても、落ち込んだときに小保方日記、ちょっとおすすめかもしれません。