今日は、お昼頃からずっと浅田真央ちゃんの引退会見をテレビ放映しています。。


テレビのチャンネルを回しても、どこでも同時放送してるし(笑)。



もちろん、フィギュアスケート好きの私も、画面を食い入るように見つめておりました。




引退会見というと、ちょっと見てる方は寂しさを感じるものですが、

真央ちゃん本人の表情はどこかふっきれたような明るさがあって、少しほっとしました。


内容や質疑応答については、逐一ニュースでも、ネットでも詳細が語られておりますので、ここでは触れますまい。



ソチオリンピック後に引退という方が良かったか?といえば、


美しく散る・・・美学的には○ですが、本人の納得いく解答ではなかったようですね。


自分自身にきっぱり諦めがついたこの時期の引退の方が彼女には正しい選択だったのでしょう。



それより大事なのは、過去ではなく、これからの未来です。



私的には彼女のセカンドキャリアが非常に気になるところです。



セカンドキャリアという言葉自体を知ったのも、同じくフィギュアスケート男子のマッチ―の突然の引退表明の時でした。



彼はフィギュアスケート人生後のセカンドキャリアについて、日頃から考え、大学院進学して研究者になるというセカンドキャリアを決定したのです。



彼も言っていましたが、フィギュアスケート競技は選手生命が非常に短い競技です。



たとえ、世界1を究めたとしても、若いうちに引退し、つぎのセカンドキャリアを探していかなくてはならない宿命なのです。



また、フィギュアスケート以外でも、スポーツ選手はどうしたって引退が我々一般市民よりずっと早いです。



若くして、ファーストキャリアを引退した場合、


次のキャリア、やりたいことを見つけるのは結構大変なのではないでしょうか?


例えば、サッカーの中田ヒデだって、若くして現役引退しましたが、10年ぐらいは「旅人」として世界中を歩いてボランティアしたり、フラフラしてましたよね。



フィギュアスケート男子の高橋大輔だって、アメリカでダンス修行したりしながら、自分探し中ですし。



そもそも、スポーツの分野で若い頃、世界トップまで上り詰めるくらい没頭したものが急に無くなったら、どうしたらいいかわからないのが普通かも。



仕事が嫌で早期リタイアした私が、次にやってみたいもの、まだ見つからないくらいなんですから(恥;)


そう考えると、一流選手のセカンドキャリアは、一般市民の定年後以上に悩み多き気がするのです。



とはいえ、真央ちゃんもまだ若い。



焦らず、ゆっくりいろんなことに取り組んで、自分のセカンドキャリアを探していく余裕はたっぷりです。



頑張って明るい未来を進んで欲しいものです。



かくいう我々、
若くない人々にとっても、セカンドキャリア問題は大切です。


昨今は、生涯現役とまで言われる時代。



定年後も、ガックリせずに人生を謳歌するためにも、


これからの私達は常に多方面に興味を抱き、いろんな事をやってみる姿勢が大切だと思います。


仕事一筋では、退職・リタイア後に進むべき道が見つからなくて困ることになるからです。



もっと、遊ぼう♪

いろんなことをやってみよう♪


そんな時代が我々の目の前に来ているのかもしれない・・・



そう感じたりした、ちょっと考え事の午後でした。