1a31fb8a.jpg

なにかと不評なゆとり教育を方向転換して、新指導要領が斬新に改定されますが、論評には様々な意見が溢れています。


先日も、ネットニュースに


「ゆとりは悪いのか?」

みたいなタイトルで識者が意見を掲載しておりました。


ふむふむ・・・と読んでいったのですが、印象に残ったのは教育先進国のフィンランドの教育改革です。


日本が教育改革するのと同じように、フィンランドもまた、新しい指導をするべくいろんな改革をしているというのです。



なかでも、


16歳まではテストを無くする

っていうのですが、これってとても素敵なことだと思いませんか?


テストはやればやるほど、生徒のやる気をそぐから


というのがその理由。


確かに、新しいことを学ぶのは楽しいけど、テストするってなると一気に興味が半減して、勉強はやらなければならない義務に変化してしまいます。



それに、始終テストで劣等感を植え付けていれば、将来伸びる才能だって、芽を摘まれてしまうでしょう。



テストは生徒が自分の適性や興味の方向が出てきた頃で十分だと私も思うのです。



それに比べて、日本は・・・



Pisaの国際学力テストを意識しての教育改革でしょうけど、先を行くフィンランドがすでに次の目指す方向に向きを変えているというのに、相変わらず・・・



ワンテンポ遅れてるんですよね。


そのフィンランドは教育改革で未来に役立つ生き方、考え方を目指しているのですが



そのためにPisaの試験結果が悪くなるとしても、構わないそうです。



そう、フィンランドはPisaも含めてのテストを重要視しない方向に進んでいるんだよね。



そう考えると、


つくづく日本はテストのし過ぎだと思いませんか?


テストはあくまで個人の学力を測るものであって、
テストをすれば能力が向上するわけではないのです。


もちろん、テスト対策に勉強はするでしょうけど、所詮そんな勉強は尻を叩かれて義務感で学習する面が多々あると思います。



だから、


日本の学生は成績はいいけど、勉強が楽しくないのですよ。


そしてこれから先、長い時間を生きる未来の子供達にとって、学ぶのが義務ではなく、自分から前向きに取り組めることが一番重要です。



小さい頃から、勉強しなくちゃならない立場に追い込んではいけないのです。


とはいえ、当分、このテスト重視の傾向は変わらないことでしょう。



でも、このままでは他国の興味深い教育との差が広まるばかり。



なんでも、日本の裕福で能力の高い子供達はアメリカやイギリスなど海外の大学や高校に行くものも増えていると聞きます。



いつか、臨界点が来て、日本もやっと世界標準の教育改革をやらざると得なくなるのではないでしょうか?



きっと、いつの日か



「テストばっかりで、楽しく学べない時代が日本もあったんだって」


などと昔話のように言われる日がちょっと待ち遠しく思えた、物思いの午後でした。