
先週からトマトジュースを飲みまくっていたら、なんかお腹の調子が緩くなってる気が・・・
調べると、トマトって陰陽的には体を冷やす野菜だそうで、人によっては取りすぎは下痢とか消化不良になりやすいとか。
しばらくトマトジュースも控えることにしよう。
消化不良で思い出したのが、急性出血性腸炎で入院していた日々。
あれはトマトじゃなくて、抗生物質による下痢だったのですが、ホントに辛い日々だった・・・
ということで、今日は思いだしついでに入院ライフについてお話いたしましょう。
入院も長くなると、病院生活というものが出来上がってきます。
よほど富裕層で、神経質な人でない限り、部屋も個室ではなく、大部屋ですよね?
だいたい6人~4人部屋あたりが多いのではないでしょうか。
各自、ベッドが割り当てられるわけですが、まずは貴重品とか個人の下着など私物を入れるミニ引出が付いてますので、入院するとそこに私物を整理します。
要は、ビジネスホテルで自分の使いやすいように荷物を整理するといったらいいでしょうか。
ベッドまわりはカーテンで個々囲めるようになっていますので、落ち着いたらぐるっとカーテンを引いて、個室風にします。
それでも、部屋に日中はお見舞客や看護師さんが出入りしますし、声も聞こえたりします。
入院ライフで一番楽しみなのが、食事です。
腸炎など消化器系の入院でなければ、食事時間は唯一、病室が活気づく時間。
入院中は、あまり間食もできませんので、食事が美味しく感じられます。
食後は、自力で歩ける人は食器をトレ―ごと返却しますし、できない状態の人は担当職員さんが取りに来てくれます。
食後は、テレビを見る元気のある人は、テレビカードを購入して、テレビに差し込んでしばしのリラックスタイム。
普段なら見ないであろう、NHKの朝ドラとかが妙に面白く感じられるのも、病院ライフならではの現象です。
私は、食後に洗面所が空いてるうちに歯磨きや、洗顔をしにいくのが習慣でした。
入院ライフではどうしても、メイクもせいぜい白粉にリップクリームぐらいですし、おしゃれすることはほとんどありません。
ですので、やたら暇になってきます。
消灯は9時なので、それまでに家に電話する人あり、仕事のメールする人ありと、様々。
消灯後はやたら長い夜ですが、入院して治療してるので休まなくてはならないのは致し方ないところです。
で、ベッドが硬いので5時間もすると体が痛くなってきて結局、朝は早起きになってしまいます。
朝日が射してくると、待ち構えたように窓のカーテンを少し開け、ベッド周りを整え、洗顔用品を手元に置いたりして朝の準備をするのです。
そんな当たり前のことをしながら送る、入院ライフは生きていくとは日々の生活でなすべきことを淡々と繰り返していくことだと改めて実感するのです。
こういった生活を、無意識にできる時点で、入院ライフより今の生活が幸せだとつくづく思います。
普通の毎日にもっと感謝しようと反省した、明るい日差しの一日でした。