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今日は土曜日なので、買い出しついでに書店へ寄ってみました。


長期投資のワナを買ったよ


新作コーナーに中野晴啓氏の「長期投資のワナ」を発見してつい、購入してしまいました。


というのも、中野氏といえば、私の積立投資信託のメインであるセゾン投信の社長さんなのです。

今までに彼の書籍も何冊か、買って資産運用について学んでもおりました。

長期投資について異議ありなの?中野社長・・・


彼は基本的に長期投資を社会に広げようというスタンスで長年取り組んできていますので、

その彼があえて「長期投資のワナ」と長期投資の難点をあげるようなタイトルを使うのはいかに?


そんな疑問があったのも購入した理由の一つです。



さんざん、「長期投資して資産を増やしましょう」とコールしておいて、まさか今になって



「長期投資もそんなにいいことばかりじゃないよね」なんて言うんじゃないでしょうね・・・

 

そんなことを考えながら読んだこの本ですが、その心配は杞憂で、

投資信託は持ち続けるのが原則というので安心した次第です。


つまり、長期投資に向いているタイプのインデックス投信積立なら長期に持ち続けて大丈夫。



それ以外の個別投資は売り買いしないで長期に持ちっぱなしでは良くないというものでした。

バランスファンドはリバランス不要


確かに、株にしても上がったら売り、下がったら買いを繰り返さないと利益は出てきません。


個別にインデックスを組み合わせて自分のポートフォリオで長期投資する場合も、自分で適宜リバランス(売り買い)してリスクを一定にしなくてはなりません。



これがセゾン投信のようなインデックスバランス型の投信ならリバランスもプロがやってくれるので、基本本人は何もしなくて良いということだったのです



セゾン投信積立している私自身、まだ投資初心者ですから、



セゾン投信の基準価額が上がったら一部利益確定したり、逆に基準価額が下がったら買い増しとかすべきなのかな?


っていう疑問は実は頭の片隅にあった問題なので、私としては疑問が解けてすっきりしました。

なにもしないのが正解のセゾン投信


ですよねぇ、ファンドマネージャーが日々、売り買いしてますからそれにまかせておけば長期的には基準価額が上がり、資産が増えるっていうことでOKなのよね?


セゾン投信の基準価額のグラフはジグザクしながらも、今まで右肩上がりに上がっていますから、年率はいくらかわからないにしても、今後も上がっていくことを信じて、



焦らず積立していくということです。



セゾン投信のいいところは、こうやって情報を発信してくれるところ。



大事な自分のお金を任せるところですし、ファンドや投資のことって一般小市民にはなかなか難しいのですけど、



わかりやすく説明した本が出るので、心理的には助かります。


そうじゃないと、小市民は長期にお金を積み立てるなんてこと、できませんよね?



ということで、これからますます必要な知識になると思われる資産運用の知識を知るにも良書ですので、


興味のある人はぜひ、ご一読ください。