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放送大学大学院の科目を以前、試聴しておりました。


最近は、ネット配信している科目が多いので愛機iPadでイヤホン差し込んで、気楽に大学院科目を見ることができるのです。


なかなか面白かったのは教育文化論特論

講師の鈴木晶子先生の語りかけも耳に沁み込む感じで、とっても聞きやすいのよねん。



さて、そんな学生気分を感じながらの講義ですが、教育とついてる科目ですので教育・学校の歴史みたいなものも登場します。


そこで、いまのとこ一番びっくりしたのが今日のタイトル



「教師はその昔、奴隷階級の人の職業であった」


ということです。


これは古代ギリシャの時代の話ですが、この時代で一番偉いのは市民階級でして、


基本仕事は奴隷にさせてますので暇で、討論とか学問をしておるのです。


そして教師は他の部族との戦争で捉えた学者など知的階級の奴隷がつく職業だったというのです。



教師以外にも、保育とか商店や事務所の書記、会計、野外作業人・・・などなど。



つまり、偉い市民様は子供の教育も保育も、さらには事務仕事も奴隷にやらせて、超楽ちんだったわけです。



現在の私達の社会は、つい最近も



「保育所落ちた、日本死ね」のツイッターが大きく取り上げられてますけど



保育士や教師の仕事ってそもそもがあまり自分でやりたくないものだったのですね・・・


古代ギリシャの時代も、現代も!



人が生きていく社会では保育や教育、事務仕事など基本は必要な仕事です。



それが昔は奴隷、今は給料取りという階級がこなしているんですね。


ここまで考えて、ふと



「私達の社会って、ホントに巧妙に大変な仕事を奴隷という階級を使わずにうまく人に押し付けているんだなぁ?」

と感じたのでした。


どちらにしても、一番楽ちんなのは自分で保育も教育も、事務仕事もしないですむリッチな富裕層の人々に違いありませんよね。



小市民は、


「正職員の枠が足りない」とか

「お給料がせめて平均レベルになるなら保育士やってもいいけど」


などとつぶやきながら、あくせくと一生を過ごしていくのです。



もともと大変な仕事なんだから、給料が安い保育や介護の仕事はやりたくない人が多いのが普通でしょう。



せめてもの救いは、これらの仕事が「奴隷階級の仕事」と差別されているのではなく、むしろやりがい的には素晴らしいものとされていることですかね?


ただ、やりがいだけあっても、給料が少ないんじゃ割に合わないですから!



こういった大変な仕事ほど、きちんと報いる報酬体系にしていく必要があるでしょう。



大学院の科目なんて、あまり実社会には縁の無いものと思っておりましたが、



なかなかどっこい!



全く別の視点から物事を見るには貴重な体験です。


ちょっとだけ、頭の中が若返った気がする、強風の一日でした。