難病患者や小児がんなどを患う子供の医療費助成制度見直しで、
難病患者団体は9日、東京都内のフォーラムで、所得に応じた自己負担を
提示した厚生労働省の新制度案について、
「急激かつ大幅な負担増の提案は多くの患者や家族を不安に陥れる」として
支援策の充実を求める決議案を採択しました。
この新制度案を調べてみると、
助成対象となる疾患数を現在の5倍に広げる一方、すでに助成を受けている
患者の多くに負担増を求める内容ということです。
これって、前に取り上げた自動車取得税は廃止するけど、その分、
軽自動車増税するっていうやり方と同じではないでしょうかね。
こういうやり方って、自動車ユーザー同志あるいは難病患者同志を敵対させて支出を減らそうっていう魂胆が見え見えなのが許せないですねん。
こんなんなら、最初から余計なことすな(怒!)って思いませんか?
いずれも、支出額は全体からしたらわずかな比率です。
庶民はせいぜいこんな額でいがみあってろよ・・・という傲慢さを感じるのは
ひがみでしょうかね?
ただ、最近こんなけちな話ばかり出てくるのはもしかしたら
日本は本当にお金ないのかもしれない?
っていう気もしています。
あの大震災でどれだけの損失額が出たのか?
そして原発事故の後始末にかかる費用はトータルいくらになるのか?
それ以前に国債発行などの借金もあるのです。
思えばあの震災の頃、
「日本は大震災と原発処理で破たんへとどめ刺されたかも」
って本気で思った人も少なくないはずです。
だとすれば、小出しにセコイやり繰りして国民から恨み買うより、
思い切って
「かなりヤバイです(涙)」
ってホントのところを公表してしまったほうがいいんではないでしょうか。
そろそろ、国民のイライラも沸騰点に近づいているのだよ・・・
と思う金欠な夜でした。