通信大手3社の年末商戦に向けたスマホの新機種が相次いで発表されました。
注目は、各社とも「ガラケー」と呼ばれる従来型携帯電話の新機種を投入している点です。
新ガラケーはスマホ撤退のNECとスマホ開発休止のパナソニックの製品というのも印象的だ・・・とは記事の言い分です。
スマホ敗退者のNECとパナソニックみたいな言われ方してるけど、消費者のほうだって、スマホに最初から敗退?ですから、
敗退者扱いしないで欲しいですよね。
よく「日本はガラパゴス化している」って話が出ますが、携帯も、
世界標準はスマホなんだけど、
どっこい日本はガラケーが残ってるぞ(キリッ)
といったところでしょうか。
かくいう私も、ばっちりガラパゴス化してまして、NECの愛機と連れ添っております(笑)。
なんたって、黒電話の着信音にお気に入りの壁紙&必要アドレスなど
自分仕様になっていますので、いまさら機種変するのも面倒だしね。
ですから、このニュースは私にとっては嬉しいものでした。
スマホつかうほどデータ通信しない自分は、ネットはパソコンが主なのでスマホにすると通信基本料が高くなっちゃうんです。
記事によると、9月末のスマホ契約数は5015万件、ガラケーは6862万件だそうで、予測では2018年3月でもガラケーは3割強残ると試算されています。
ガラパゴスとかさんざん言われてても、現在ガラケー派のほうが多いじゃん!
インターネット利用が少なければ、改めて操作を覚えなければならないスマホに変えたくないのも理解できるし、ドコモにガラケーユーザーから要望があったのもガラケー新機種投入の理由だそう。
特に 長年契約している顧客のリクエストなんだそうです。
ふふっ、それって私のことですか・・・
でも、ガラパゴスだから言うわけじゃないんですけど、
日本のガラパゴス化ってそんなに悪くないとは思いませんか?
日本のメーカーと消費者ともにガラパゴス化して、お互いのために生産&消費して何が悪いのでしょう。
もちろん、すごくいいものが対抗商品ならそれも進化の方向かもしれないけど、
ガラパゴスの生物達も孤立したからって、滅亡したわけじゃない。
それどころか、通常なら絶滅していたかもしれない生物が独特の進化をとげて、
ところがどっこい、生き延びていたりするじゃありませんか。
これが農産物でも、他の工業製品でも、自分の国で必要なものを必要な分
だけ、生産して販売→購入すれば、極論、日本国内で経済は回るよね。
むしろ、これからの世界経済は、基本、それぞれの国でガラパゴス化経済で安定させ、余力を海外貿易とか進出したくらいが、日本の身の丈に合ってると思いますね。
ガラパゴス、上等!って思う男気な管理人でした(笑)。