アメリカのドラマはスケールが大きいものが多いですが、特にSF・科学系のドラマは抜きんでて超スケールではないでしょうか。
なんといっても、最先端の科学技術をあっさり取り入れて、近未来を描き出す
手法は抜きんでています。
この発想力は、なかなか日本が追い付けないツボではないかと思うのですが。
今回のタイトル「地上最強の美女 バイオニック・ジェミー」は1977年から
日本でも放送され、人気を博したアメリカのSFドラマです。
主人公のジェミーは元プロテニスプレイヤーで、スカイダイビング中の事故で
瀕死の重傷を負い、バイオニック技術でサイボーグ化して最強の美女として
復活するのです。
バイオニックで人工器官となった部分の性能は
右耳:高感度ガンマイク。1Km先の音もキャッチできる。
右腕:片手で1トンの重量を持ち上げる。原子力電池使用。
両足:時速95kmで走れる。
10階建てビルから飛び降りても平気。原子力電池使用。
という具合で、演じる女優はリンゼイ・ワグナー。
ブロンドのすらりとした美人で、これで最強なんてステキすぎます。
1トン持ち上げたら、人工器官の腕と足は大丈夫でも、背骨が折れるよね・・・
とか
体内に原子力電池って、放射線危ないだろ・・・
とか
細かいことはどうでもいいじゃん!っていう大胆な設定、
そんなとこ好きです(笑)
そして圧巻は、か弱く見える美女ジェミーが蹴りを入れると、ドアは遥か彼方に
吹っ飛ぶパワーのすごさ。
美女と怪力の取り合わせが斬新です。
35年以上前のドラマでいまだ実現までいかない人工器官を想定し、よくぞ作ってくれました・・・
日本のドラマも、これくらい大胆にSF未来作品など作ってくれませんかね?
子供たちに科学に興味を持ってもらおうといろいろ企画するのもいいけど、
おもしろい超未来科学SFドラマのほうがパンチ力あると思いませんか(笑)
期待したいですね!