昨日テレビで知ったのですが、印刷ミスのエラー切手が高額なこと、知っていますか?
エラー切手とは印刷が逆さま・色抜け・目打ち加工もれなどがある切手のことです。
印刷所で厳しく検査するので、本来なら世に出るはずのない切手、特に日本は真面目に?検査するので希少価値があるようです。
テレビでは切手シートにすっぽり白抜けの切手列があるもの3枚で、10万円!と査定されました。
では、古い切手でどれぐらい高いエラー切手があるの?ということで調べてみました。
・日本の逆さまに印刷された竜文切手500文(明治4年発行)のもの。
→10数年前、日本人所有者に切手業者が1億数千万円で交渉して断られた!
(週刊ポスト2011より)
・1859年発行の両シチリア王国の切手。王の顔色がオレンジのはずが青く印刷 →2011年6月9日、スイスで2億円で落札!
・ちなみに今までで最高額のエラー切手は2億6700万円!のスウェーデン切手
ええ~っ!!という金額じゃああーりませんか・・・
今まで、切手収集はしたことありませんが、それでも古くて図柄が美しく、
希少ならお宝っていうのもありかとは思っていましたけど、エラーな切手ですよ!
正直、エラー切手は価値が無いと思っていた自分には目からコンタクト・・・
じゃなくて目からうろこな衝撃でした。
ちなみにスイスで2億円で落札の売り手はフランス在住、買い手はアメリカ在住の人だそうです。
もちろん、エラー切手も基本買いたい人がいなければ売れませんので、エラーなら売れるっていうものでもないんですが。
1億、2億でエラー切手を買う人にも驚きですが、これを断る人にも驚き!
自分なら即売りますけどね。って、持ってない人が言っても意味ないですね(笑)
こんな思考がお宝を遠ざけているのでしょうか。
でも、人間ならエラーは基本許されないのに切手なら大歓迎っていうのも考えちゃいます・・・
私なんか、しょっちゅうエラーしてますけど、「いいね!」なんて言ってもらえませんよね。
ちょっと不公平だなぁっていうのと、あとひとつ、
お金持ちってホントに不思議な人々だなぁ・・・
ってつくづく思った夜でした。
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