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相変わらずの猛暑続きですが、今度は台風絡みの猛暑だそうで、蒸し暑さがホント、体に堪えますね。




家中の窓は遮熱対策したけど玄関ドアが・・・



一応、家の窓という窓に遮熱カーテンライナーとか、裏地ライナーで遮熱対策をし、一階は基本日が当たる時間帯は雨戸締め切り!という強固な体制でなんとかなっています。

唯一の熱波侵入口が、玄関ドア・・・

うちの玄関ドアも一般のドアと同じく、アルミ製の親子ドア
親子ドアとは、ドアが大小二つの部分に分かれており、小さい方は基本固定化、大きい方のドアから出入りするタイプのもののことです。

一枚板のドアより、ちょっと高級感があるヤツですね。

で、その親子部分にそれぞれ明り取りの細長いガラス窓がはめ込まれているのですが、この窓ガラスから燦々と太陽熱が侵入してくるのです。

さらに、アルミドアなので、ドア自体も相当な高温になります。

海外ではアルミサッシやドアは使わない



調べてみると、海外ではアルミサッシとか、アルミのドアは環境に良くないという理由でほとんど使ってないらしいです

環境とは、冷房暖房効率のことで、つまり、外から熱気が入ってくる窓やドアでは冷房効率が悪い、つまるところ、環境に良くないというわけです。

日本はなぜか?そのあたりが世界標準と違ってて、こんなにアルミサッシ使ってる国は無いんだとか。

確かにアルミ製品は軽いですから、ドアの開け閉め、サッシの開け閉めが楽ちんなのはありがたいこと。

でも、多分、今まではこんなに熱くならなかったのでアルミ製ドアやサッシでも十分だったとも考えられます。

何十年もかけて地球温暖化が進んだせいで、家のドアやサッシも断熱仕様が必要な時代に入ったということでしょうか?

よしずはちょっとね・・・



さて、温暖化を嘆いていても仕方ないので、今回、ドアの遮熱化対策を施してみることにしました。

一番簡単なのは外によしずを立てかけること・・・なんですが、いかんせん、このよしず、どう考えてもがわきますよね?

せっかく化粧砂利を敷き詰め、除草剤を撒いて、雑草も無いすっきりした環境なのに、よしずをかけたら、日陰を求めてダンゴムシやらミミズやら、変な虫たちが住み着くのは目に見えています。

それに大きいよしずを秋以降、倉庫に収納するのも、カビとか生えそうでイヤだし、かといってゴミにするのも粗大ゴミすぎて捨てるに一苦労しそう。

玄関ひさしにオーニングを吊るという手もあるけど、ひさしが高いので、これも設置は難しい。

玄関ドア内側窓にオーニングしよう



それならドアの内側に断熱対策したらどうでしょう?

まぁ、本来はドアの外の外気から遮熱することが一番効果ありなんですが、それができないなら次点としてドア内側にオーニングで日よけしてみることにしたのです。

親子ドアなので、それぞれの細長い窓にオーニングを吊して窓ガラスを遮熱するのです。

その窓は細いので、通常のオーニングでは大きすぎます。

100円ショップの小さめオーニングでハンドメイド



そこで狙うは100円ショップ
ちょっと小さめのオーニングを見かけたことがありますからね。

さっそく行ってみると、売れ残りのオーニングが数本、出ていました。
ちょうど幅が細めで丈が長いので、これを2本ゲット。

丈は継ぎ足さなきゃなので、手作りすることにしました。
ということで、バイアステープ、粘着フックなど小物も購入して帰宅したのでした。

ミシンで縫い合わせてみました


まず大きなほうの窓は買ってきたオーニングをそのまま吊せますが、長さが足りないので、残りの一枚をバラして下半分ほどを切って、ミシンで縫い合わせました

小さいほうの窓にはバラして残った半分のオーニングを縦1/3に切って細長くし、それを長く縫い合わせます。

さらに小さいほうのオーニングには黒のバイアステープで周りを包んでしつけ糸をかけます。

最後に母の愛機の古い足踏みミシンで縫い合わせ&バイアステープの端ミシンかけをしてドア窓用オーニング完成♪

もちろん、作業の時々で、ドア窓に合わせて長さを確認したり、丈を切ったりしました。

大きい方のオーニングは元のオーニングについてた上下の長い止め棒をそのまま利用。

小さい方のオーニングは菜箸を切ってそれを包んで端ミシンしました。

できあがったドア窓用オーニングを粘着フックにかけて、所々をセロテープ止めして設置完了♪

上出来で日差しを遮ります♪



なかなか良い感じに日差しを遮り、おかげで少し玄関の暑さが和らいだ感じです。

これで効果が足りなければ、オーニングの裏にアルミプチプチを貼れば完璧ですね。

久々のハンドメイドは疲れましたが、「店に無いなら作っちゃえばいい」という実践はとても楽しいものでした。

原料は100均でお安く入手できますので、気になる人はぜひ、チャレンジしてみてはいかがでしょう?