昭和乙女の思い出日記

昭和時代に乙女だった管理人のお気楽初めてブログです









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むちゃくちゃ暑いですね。

今年は尋常じゃない夏・・・と思っていたら、1000年に一度の暑さらしいじゃ
あ~りませんか。

この「千年猛暑」は今年7月初め、気象予報士の森田さんが命名してまして、

平安~鎌倉時代に真夏日が突出して多い時期があり、今年は1000年に一度の千年猛暑になる」

と予想しておられたのです。

原因はフィリピン海上のラニーニャ現象だそうで、地球って1000年ぐらいの長期的に高温になったり、低温になったりしているんですね。

地球がどこか壊れちゃったのかと思ったよ、この暑さは。
壊れてなくてよかったよかった。

平安時代っていえば、風流に十二単来て和歌読んだり、ロマンスに励んだりといった貴族の生活が思い浮かぶんですが、この暑さじゃ十二単もたまらんですね

あのころの絵を見てると皆さん涼しげで、先人が耐えてきたんだから、我々も頑張らねばです。

自分のような平民なら、ますます暑い生活だろうから、どんなものをお召しになっていたのか、興味をそそられます。

でも、2年前の大震災も確か1000年に一度とかいう大地震でしたよね。

なんで、我々ばかり1000年に一度の地震や猛暑に当たるのじゃ

人生100年としても10代目で一人、確率10%、二つ重なると二乗して1%です。

つまり、1000年に1度の災害が2回重なる確率は地球に今まで生きた人間全部にたいして1%と概算できます。(人口増加率とか細かいことは抜きで概算)

1%の選ばれたる不運な人々なんですね、私たち。

今までが不運だった分、いいことがないとグレちゃうぞ・・・と言ってみたくなる夜でした。

昨日は気象庁の緊急地震速報に大揺れ!の日本列島でした。

夕方、私がニュースで耳にしたときには「気象庁の謝罪会見云々」と言われていたので、緊迫した状況は知らずに過ごせたのですが、震度7の予報を出された地域の皆様、本当に大変でしたね。

震度7といえば、忘れもしない2年前の東日本大震災で仙台でのデータだったかと思います。

場所は違えど、私も地面の地鳴りっていうものを人生で初めて聞きました

あのような大地震の時って、まるでパニック映画のように、強い風が吹き、空に変な雲が怪しく流れ、太陽のオレンジの光が間から射してきます。

ディープインパクトの世界みたいで、すごい劇的でしたが、パニックは体験するものではない、映画で見るものだ・・・と思い知らされたものです。

ちょっと、過去の記憶がフラッシュバックしちゃいました。

今回の誤報はなんでも、同じタイミングの別の地震計ノイズを取り込んで
計算してしまったため誤報になってしまったとか。

先日、宮城で震度5があったからここ数日はその余震に備えてピリピリしていたんじゃないですかね。


そういえば若いころ、友人から面白い話を聞いたことがあります。

大学で、高性能の地震計を導入したら、近くをダンプが走る度、震度計が振れてノイズが入って、その研究室だけ地震だ!データ送信で白い眼で見られるように。

そこで週末、震度計を切って帰ったところ、たまたま新潟地震があって、翌日続々と地震計データを中央に送る大学の中で恥ずかしい思いをしたとか。

おおかみ少年研究室とか、〇〇教官と愉快な仲間たちとか、陰でいろんな名前で思いっきり呼ばれてたそうです(笑)

まあ、あのころに比べれば、今回は高精度を求める途上ですから、ぜひよりよい地震予報に向け、精進してほしいものです。

今週はいきなり暑い!

中国の恐怖の40度熱波が、いよいよ日本上陸するのでしょうか・・・

とにかく汗が出るし、喉が渇いて大変な夏ですね。


ということで、例年はほとんど食べないすいかを食べて暑さをしのいでいます


なぜ例年はすいかを食べないか?といえば、

① すいかは皮が厚くて生ごみが半端ないこと。

② 大嫌いなゴキブリからあまり嫌いじゃないカブトムシまで、すいかの皮が
大好きであること。


スキあらば、虫どもがすいかごみにたかってしまいますので、極力ムシとの遭遇を避けたい私としてはすいかは食するフルーツから除外していたのです。

しかし、暑さに負けてすいかを食べてみると、全然喉の渇き具合が違います。


調べてみると、すいかは野生種がアフリカ中部の砂漠地帯に分布するので、
アフリカ原産です。

どうりで、暑さに効くわけです。


エジプトには4000年前の壁画にすいかが描かれているので、そうとう古いお付き合いだったのですね。


すいかの90%以上は水分で、これに糖質・リンゴ酸・ビタミンなどを含みます。


気になるすいかの効用は、利尿作用が有名ですね


すいか果汁を濃縮したスイカ糖(初めて知りました・・・)は腎臓炎の薬として使用されています。


漢方では「天然の白虎湯」とよばれるそうですが、白虎湯が熱中症や高熱のときの処方といいますから、すいかってすごいですね。


無意識にすいかをセレクトしたのも、体が欲していたからなのかもしれません。


マクロビオティックでは、夏にとれる作物・果物は体を冷やし、冬にとれる作物は体を温めるとされます。

たとえば、夏のきゅうりやすいかは体を冷やし、冬の白菜や大根は温まると。

ですから、旬のものをいただくのは自然の理にかなっているそうです。


日本の夏を、アフリカ砂漠出身のすいかに助けてもらうのは、地球温暖化の
ご時世なのか・・・と少々複雑ですが、感謝してすいかで夏をしのぎましょう。

今年の夏、すいかはイチオシですよん。

「笑えないスマイル0円」7月25日サンケイ)という記事がなぜか
気になっています。


記事は、マクドナルドの名ばかり店長の過労死や、未払い残業代の件を
取り上げ、過酷な労働条件の問題点を提起したものです。


一時、名ばかり管理職と過労死の問題が騒がれましたが、現在もまだ
景気回復が実感できないまま、過酷な労働条件解決にはほど遠いのが
実態でしょう。


このマクドナルドの「笑顔0円!」というキャッチフレーズは、誰でも知っている
メジャーなキャッチフレーズですよね。


お店で明るい笑顔で接客されれば、誰でも気分がいいものです。


仕事をする上でも、笑顔があると場が明るくなりますし、日本はそもそも
「お客様は神様です!」っていうお国柄ですからね(笑)。


小学校から社会人まで、明るいことはいいことだ!っていうのが今の日本です。


でも、ホントにそれが正しいのでしょうか?

最近思うのです、笑顔0円って誰のためなんだろう?・・・と。


笑顔は本来は、自分自身が親しい人に向けて楽しいときに、表情として
出るものです。


が、現実的には「笑顔0円」に示されるように、周りに気を使っての笑顔が
多くないでしょうか。

いや、むしろほとんどが気を使った笑顔かもしれません。


だって、自分自身で笑いが込み上げるなんて、そんなにしょっちゅう
ないですから。
(ずっと笑ってたら、それこそ危ないです・・・)


そして、自分の感情に少し無理をして、笑顔を作ることを長期間続けるのは、
心の負担としてどうなのでしょう?


感情を抑える必要のある仕事を感情労働といい、医師・看護婦など人に奉仕する職種がそれにあてはまります。


感情労働が果てしなく続くと、燃え尽き症候群など感情の枯渇を招くという研究もあるのです。

自分の感情を不自然に抑えることは決して良いことではないのです。

こう考えてくると

今の日本は笑顔を強要しすぎ、笑顔搾取の社会かもしれません。


もうそろそろ、自分の感情を取り戻し、笑顔は自分と自分の大切な人のために
きちんと使える日本になるのもいいのではないかと思う夜でした。

先月7月29日、福島第一原子力発電所の汚染水の海洋流出について、
東京電力が流出防止策を急ぐが、効果は不透明というニュースがあったのは
記憶に新しいですよね。

「敷地内の汚染水は1日400トンのペースで増え、抜本的解決策もない。

廃炉に向け、当面の最重要課題とされた汚染水対策は事実上破たんした。」

ってクールに書いてあるけど、ちょっとまずいですよね。

敷地内の地下道にたまる汚染水の放射性セシウム濃度が1リットルあたり
23億5千万ベクレルって、天文学的濃さじゃあ~りませんか・・・

放射性セシウムの場合、半減期30年、ほぼ消えるまでに300年とも言われて
います。

最悪ずっと水で冷やしても汚染水貯留パンクで行き詰るでしょうし、
作業する人間自体、年間被ばく量の限界がありますから、作業する人員も
尽きるでしょう。

最低30年、水で冷却し続けるのって無理じゃない?


と思っていたら、昨日の朝日新聞で

原発作業3か月 20年後、白血病判明 という記事がありました。

最も少ない被ばく量、3か月で5.2ミリシーベルトで20年後に白血病の労災が認められた作業員の方がいるというのです。

労災はなかなか認めてもらえません。
これが認定されたということはそれなりの相関があったわけです。

確か、子供でも年間20ミリシーベルトはOKだったんじゃなかったの~?

「当面大丈夫だけど、20年後とかはわかんないねん」とかじゃないよね?

だとしても、このニュースは衝撃的でした。

放射線の影響については、学者によって言うことが全然違うし、
なにより個人差があるようです。

今回の放射線の影響も、結局は20年30年後にデータが出て、真実がわかるのかもしれません。

でも、小出しのニュースをつなげていくと、20年後でなくとも
見えてくることが あります。

なんだか涼しく感じる夏の夜でした。

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